永淵閑ブログ14 21世紀のソドムとゴモラ

旧約聖書の物語は、事実かどうかは別にして、非常に興味深い。嘘と騙しと男色の町、ソドムとゴモラは、神の怒りにふれ、神の火により一瞬で滅び去った。いま、地球上に、そのような国家、そのような民族は存在しないだろうか。ある! ある!


悪徳の町、悪徳の国家、悪徳の民族は、いま眼前30センチに迫っている滅びに気がついてはいないだろう。ソドムとゴモラがそうであったように。「夢記」で、夜明けに観る夢を記録しているが、夢の中で、その二つの町の名前がよく出てくる。夢は、私の場合も、予知夢と呼んでいい内容のものがときどきある。


夢は、だれでも、一晩に2-3は観ている。ただし、起きた時に忘れてしまうだけである。その夜明けの夢には、予知夢といっていいものがある。私はそれを400ほど、本にして7巻分書いてきた。来年早々には出版予定の新シリーズのタイトルは、「物語る!21世紀黙示録」である。現在、最終のチェックをしている。では。

永淵閑ブログ13 韓国風丸亀うどんの悩み

私は麺類が好きで、若いときは中華の焼きそばが大好きだった。しかし、私が好む味の焼きそばはシドニーでは食べられない。それを悲しんでいたら、家から電車で4つ目の繁華街に「丸亀うどん」の店ができた。そのうどんの味が大好きで、週に1-2回は昼ご飯をそこに食べに行くようにしてきた。しかし、悲しい悩みを最近もつようになった。


それは、数カ月前から、店長が韓国人の若い人に代わったのである。以前は、日本人が店長だった。そこには日本風の心遣いのあるお店だった。そして、最近は従業員に日本人がほとんどいなくなり、韓国人だらけになってきた。そして、いろいろ私の感覚とずれてきた。対応が日本人の私からみると雑になってきた。


うどんだけでなく、ひとくち寿司のようなものの味が濃くなり、繊細な味が消え、寿司ではなくなってきた。店内にかかっている音楽が相変わらず日本の歌だが、やけにボリュームをあげて、うるさくなってきた。風邪をひいているらしい若い韓国人の男の従業員が、くしゃみや咳を置いてある調味料や箸などの前で、していても店長は注意せずにいた。


店長もスタッフも一所懸命に仕事をしているのだろうが、少しずつ差異が観えてきている。お客さんにおいしいうどんを食べて頂き、気分良く喜んで頂き、そしてお代を頂く、という日本の文化とはずれが生じ始めているのが、毎回、行くたびに感じている。また、大好きなお店がなくなりそうだ。日本から若い人が来て店長やスタッフになり、日本風のうどん屋さんになってくれないかな。

永淵閑ブログ11 再開です

10月に日本へ一時帰国したころよりとても忙しくなり、また、体調も良くなく、このブログを2ヵ月ほど書かずに来ました。


しかし、9月に二つの本を出版しました。「日本語ライティング」と「IB高校生が書いた本ーー私が11年生時と12年生時に書いたエッセイ・コメンタリーを公開します」です。二つとも好評を得て、ほっとしております。


そして、この12月末をメドに、「IB紀行 宮澤賢治が 童話で哲学する」を書き進めています。これは、IB生にはエッセイ・コメンタリーを授業で書くように求めていますが、教員自らも書かねばならぬ、と考えて、書きはじめたものです。IB生の参考になる本にしたいとおもっています。


また、閑塾として、1:IB生クラス、2:IB教員養成クラス、3:作文・論文クラス、4:出版クラスを開設し、現在指導中です。


今年は6冊の本を出版しました。よく書いたものだとおもいます。そして来年は、今の予定では4冊書き上げて、出版したいと考えています。老いてきたら、恩送りが大切だとおもっています。


また、従来の夢記はタイトルを変え、「物語る!21世紀黙示録」として、現実界と異界を行き来しながら、モノゴトの神髄を書いていこうと考えています。やることが多すぎて、家人からは怒られています。以上です。05/12/2018