永淵閑ブログ13 韓国風丸亀うどんの悩み

私は麺類が好きで、若いときは中華の焼きそばが大好きだった。しかし、私が好む味の焼きそばはシドニーでは食べられない。それを悲しんでいたら、家から電車で4つ目の繁華街に「丸亀うどん」の店ができた。そのうどんの味が大好きで、週に1-2回は昼ご飯をそこに食べに行くようにしてきた。しかし、悲しい悩みを最近もつようになった。


それは、数カ月前から、店長が韓国人の若い人に代わったのである。以前は、日本人が店長だった。そこには日本風の心遣いのあるお店だった。そして、最近は従業員に日本人がほとんどいなくなり、韓国人だらけになってきた。そして、いろいろ私の感覚とずれてきた。対応が日本人の私からみると雑になってきた。


うどんだけでなく、ひとくち寿司のようなものの味が濃くなり、繊細な味が消え、寿司ではなくなってきた。店内にかかっている音楽が相変わらず日本の歌だが、やけにボリュームをあげて、うるさくなってきた。風邪をひいているらしい若い韓国人の男の従業員が、くしゃみや咳を置いてある調味料や箸などの前で、していても店長は注意せずにいた。


店長もスタッフも一所懸命に仕事をしているのだろうが、少しずつ差異が観えてきている。お客さんにおいしいうどんを食べて頂き、気分良く喜んで頂き、そしてお代を頂く、という日本の文化とはずれが生じ始めているのが、毎回、行くたびに感じている。また、大好きなお店がなくなりそうだ。日本から若い人が来て店長やスタッフになり、日本風のうどん屋さんになってくれないかな。